ブブ・ド・ラ・マドレーヌ BuBu de la Madeleine
1961年大阪生まれ。1985年京都市立芸術大学美術学部美術科構想設計専攻卒業・芸術学士。1991年よりダムタイプで活動しダムタイプのパフォーマンス《S/N》(1994年初演)に出演。その後、ソロまたは国内外のアーティストと共同で、絵画、立体、映像、パフォーマンスなどの制作、文章の執筆を行う。同時にHIV/エイズと共に生きる人やセックスワーカー、セクシュアルマイノリティや女性の健康や人権についての市民運動に携わる。共著に「セックスワーク・スタディーズー当事者視点で考える性と労働」(SWASH編、日本評論社刊、2018年)など。近作は《人魚の領土ー旗と内臓》(2022年、国立国際美術館収蔵)《人魚の領土ー舟と内臓》(2025年)、嶋田美子氏とのコラボレーション《明治怒羅亜愚反帝戯画双六》《鹿鳴館鷲鷹鵄乃雛庭園》(2025年)など。第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展「In Minor Keys」(2026年5月9日~11月22日)に参加。ドラァグクイーン(or キング)として京都クラブメトロ恒例『メトロ紅白歌合戦』にレギュラー出演中。
個展 solo exhibition
2001
《甘い生活》 インスタレーション(映像+ドローイング+立体)|オオタファインアーツ/東京
2002
《甘い生活》 インスタレーション(映像+壁にドローイング+オブジェ)|「いま、話そう 日韓現代美術」展:韓国国立現代美術館/ソウル、国立国際美術館/大阪
2003
《gun and man シリーズ》 水彩画|ヴォイス・ギャラリー/京都
2004
《人魚の領土 – 上陸及び最初の調査編》 インスタレーション(映像+水彩画+グラフィックワーク)|オオタファインアーツ/東京
2005
《人魚の領土 – 上陸及び最初の調査編》 映像インスタレーション、パフォーマンス|International Biennale of Contemporary Art 2005:Prague National Gallery Fringe Site/プラハ
《人魚の領土 8月の水》 映像インスタレーション|オオタファインアーツ/東京
2006
《White Flags – I show more flags!》 パフォーマンス|National Review of Live Art, Tramway/グラスゴー、Queer Zagreb, B.P.CLUB/ザグレブ、Post Porn Politics Symposium/ベルリン
2019
《人魚の脱皮》 インスタレーション(立体+ドローイング+テキスト)|「表現の生態系」展:アーツ前橋/群馬
2022
《人魚の領土ー旗と内臓》 インスタレーション(立体+ミラーボール+ペインティング+テキスト)|オオタファインアーツ/東京
2024
《花粉と種子》 インスタレーション(立体+ペインティング)|オオタファインアーツ/東京
ダムタイプ dumb type
1993
《S/Nの為のセミナー・ショー》 パフォーマンス+トーク|アートスペース無門館/京都、藤沢市湘南台文化センター/神奈川
1994-1996
《S/N》 パフォーマンス|アデレード・フェスティバル/アデレード、モントリオール現代美術館/モントリオール、キング・パフォーマンス・センター/シアトル 他16ヶ国、20都市
グループ展およびプロジェクト参加 participation in group exhibitions and projects
1998
《メイド・イン・オキュパイド・ジャパン》 嶋田美子氏とのコラボレーション(インスタレーション)|[メイド・イン・オキュパイド・ジャパン]展:オオタファインアーツ/東京
《メイド・イン・オキュパイド・ジャパン》 [加害/被害]展:板橋区美術館/東京
《メイド・イン・オキュパイド・ジャパン》 [どないやねん!]展:パリ国立高等美術学校/パリ
《アートスケープの活動紹介など》 [どないやねん!]展:パリ国立高等美術学校/パリ
2000
《The spirits play》 オン・ケンセン氏演出の舞台作品に出演(戦争資料館及び劇場にて上演)|シアターワークス、バトルボックス、ビクトリアシアター/シンガポール
2001
《メイド・イン・オキュパイド・ジャパン》 [セックスと消費主義]展:ブライトン大学/ブライトン
《The Biters》 張由紀夫氏、砂山典子氏とのコラボレーション(映像インスタレーション)|[Buzz Club]展:PS1, MoMA/ニューヨーク
2002
《甘い生活》 インスタレーション(映像+壁にドローイング+立体)|「いま、話そう 日韓現代美術」展:韓国国立現代美術館/ソウル、国立国際美術館/大阪
《ASSORTMENT》 パフォーマンス|[IN TRANSIT]展:Das Haus der Kulturen der Welt/ベルリン
《メイド・イン・オキュパイド・ジャパン》 [Attitude2020]展:熊本市現代美術館/熊本
2004
《ASSORTMENT》 パフォーマンス|[IN TRANSIT]展:Das Haus der Kulturen der Welt/ベルリン
《ASSORTMENT》 ドローイング|[あきまへん]展及び[ええじゃないか]展:Maison Folie de Wazemmes/リール
2005
《Whore’s Diary》 映像インスタレーション|[FANTASTIC ASIA New Relations within the Invisible Borders]展:Songoku Art Museum/ソウル
《人魚の領土 – 上陸及び最初の調査編》 映像インスタレーション、パフォーマンス|[International Biennale of Contemporary Art 2005]展:Prague National Gallery Fringe Site/プラハ
2006
《White Flags – I show more flags!》 パフォーマンス|[National Review of Live Art]展:Tramway/グラスゴー、Queer Zagreb, B.P.CLUB/ザグレブ、Post Porn Politics Symposium/ベルリン
2009
《記憶の海流 – 神話プロジェクト》 雨森信氏(キュレーター)、山田創平氏(社会学者)、Jpsep-Maria Martion氏(アーティスト)との共同プロジェクト。大阪の歴史と地理の考察に基づくテキストを作成して屋外にLED展示|[水都大阪2009]:堂島川ほたるまち港船着き場/大阪
2010-2011
《水図プロジェクト》 雨森信氏企画、山田創平氏らとの共同リサーチワーク。大阪~別府間リサーチ展示(映像+ドローイング)、パフォーマンス、冊子「水図_2012」発行|別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」:ベップ・アート・マンスBEPPU PROJECT/大分
2012
《水図Ⅰ》山田創平氏らとのコラボレーション。インスタレーション(映像+ドローイング)|[LIFE WITH ART]展:京都精華大学ギャラリーフロール/京都
2018
《クロニクル京都1990s – ダイアモンズ・アー・フォーエバー、アートスケープ、そして私は誰かと踊る》展 石谷治寛氏との共同プロジェクト(資料提供、リサーチ協力、イベント出演)。アーカイブ資料の整理と展示、トークイベント、クラブイベント|MAM RESEARCH 006:森美術館/東京
2019
《人魚の領土と脱皮》 インスタレーション(立体+ドローイング+テキスト)|[表現の生態系]展:アーツ前橋/群馬
《ヒューマンライツ&リブ博物館 – アートスケープ資料が語るハストリーズ》展 石谷治寛氏との共同プロジェクト(資料提供、リサーチ協力、イベント出演、公開制作)。アーカイブ資料の提供と整理、展示、トークイベント、《人魚の脱皮》公開制作|京都精華大学ギャラリーフロール/京都
2020
《刷音》 オムニバス形式の発表に参加|ヨコハマトリエンナーレ/横浜
2024
《人魚の領土ー旗と内臓》 インスタレーション(立体+ミラーボール+テキスト)|[コレクション2 身体−−身体]展:国立国際美術館/大阪
2025
《明治怒羅亜愚反帝戯画双六》《鹿鳴館鷲鷹鵄乃雛庭園》 嶋田美子氏との共同制作|[CAMP]展:オオタファインアーツ/東京
《人魚の領土ー舟と内臓》 [触れる、手繰る 手つき]展:佐賀大学美術館/佐賀
《1945》 嶋田美子氏との共同作品|[Berlin Biennale: passing the fugitive on]展:ベルリン
《人魚の領土ー旗と内臓》 インスタレーション(立体+ミラーボール+テキスト)|[コレクション2 Undo, Redo わたしは解く、やり直す]展:国立国際美術館/大阪
2026
《ソロインスタレーション》《嶋田美子氏とのコラボレーション(コラージュ、プロセッションパフォーマンス)》 |[第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展「In Minor Keys」]:アルセナーレ/ヴェネチア
国際会議への参加 international conferences
各国と地域のアーティストとの共同プロジェクト実施。パフォーマンスや印刷物・映像を使い、HIV陽性者、セクシュアルマイノリティ、セックスワーカー、移民、女性、若者などのコミュニティ間のネットワークを構築した。
1994
第10回国際エイズ会議(国際エイズ会議実行委員会)|パシフィコ横浜/横浜
1995
第3回アジア太平洋地域エイズ国際会議3th. ICAAP(3th. ICAAP実行委員会)|チェンマイ
1997
第4回アジア太平洋地域エイズ国際会議 4th. ICAAP(4th. ICAAP実行委員会)|マニラ
2000
アジアの性風俗産業ネットワーク会議(NSWP, APNSW, ILO等)|香港、カンボジア
2001
第6回アジア太平洋地域エイズ国際会議 6th. ICAAP(6th. ICAAP実行委員会)|メルボルン
プロデュースとディレクションなど production and direction, etc.
1997
《ベッドタイムストーリーズ》 展示とシンポジウムの総合プロデュースとディレクション。HIV/エイズをめぐる市民運動とアートの連携の実践を紹介|高知県立美術館
2003-2005
《kavcaap & INSERT 2003 – 2005 神戸国際エイズ会議を周知するの為の啓発プログラム》 展覧会とイベントの総合プロデュースとディレクション。企画、運営、実施のすべてをアート教育プログラムとし、美術系の学生を中心に実行委員会を組織して実施|神戸アートビレッジセンター(KAVC)Café Fish!
2005
《第7回アジア太平洋地域エイズ国際会議(ICAAP)》 公式文化プログラム副委員長|神戸コンベンションセンター
2014-2017
《反ヘイトスピーチ裁判》 支援。李信恵さんの裁判を支える会(リンダの会)事務局として、支援情報パンフレットやニュースレターの編集とデザイン携わる|大阪高等裁判所など
2015
《dumb type S/N×ガールズ・アクティビズム》 記録映像上映、日替りトーク、記録集発行。同志社大学フェミニスト・ジェンダー・セクシュアリティ研究センター(F.G.S.S.)、S/N×ガールズ・アクティビズム実行委員として企画、運営、トーク出演|同志社大学寒梅館 地下一階クローバーホール
2023
《+PEOPLE 2023+ HIV感染症がつなぐ人々~今に生きる40年の歴史とこれから》 第37回日本エイズ学会学術集会・総会、同市民フォーラムにおける文化イベントのディレクション|龍谷大学響都ホール校友会館/京都
寄稿とインタビュー contributions and interviews
2016
『日本におけるLGBTの権利擁護運動とアート ー dumb type《S/N》をきっかけに』 掲載誌:『たたかうLGBT&アート 同性パートナーシップからヘイトスピーチまで、人権と表現を考えるために』山田創平+樋口貞幸編 先端的都市研究シリーズ 法律文化社
2018
『セックスワークという言葉を獲得するまでー1990年代当事者活動のスケッチ』 掲載誌:『セックスワーク・スタディーズ 当事者視点で考える性と労働』SWASH編 日本評論社
